【都道府県】カレイ(鰈)の産地・漁獲量ランキング

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日本のカレイ(鰈)漁獲量の概要

日本のカレイ(鰈)漁獲量ランキングのアイキャッチ

カレイ(鰈)の漁獲量、日本一は北海道です。

2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
目次から任意の項目にジャンプすることもできます。

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最新ランキングと国内シェア

※「最新」の意味について:農林水産省による漁獲量調査の確報が公表される時期は「年末から数えて、およそ12~13ヶ月後」です。そのため、2020年(令和2年)の漁獲量については、2021年12月以降の更新になると思われます。
※漁獲量のランキングやシェアです。養殖の生産量は含みません。

日本のカレイ(鰈)漁獲量の割合グラフ2019年

・カレイ(鰈)漁獲量の日本一は北海道で、全国シェアは57.1%です(2019年)。

・漁獲量1位の北海道、2位の島根県、3位鳥取県の3道県あわせて、国内漁獲量の約68%を漁獲しています。

順位都道府県漁獲量全国シェア主要産地名(市町村名)
全国計41,352 (t)100%
1位北海道23,612 (t)57.1%根室市、小樽市、羅臼町
2位島根2,391 (t)5.8%大田市、浜田市、松江市
3位鳥取1,927 (t)4.7%岩美町、鳥取市、境港市
4位兵庫1,847 (t)4.5%豊岡市、香美町、姫路市
5位宮城1,609 (t)3.9%塩竈市、石巻市、亘理町
6位東京1,203 (t)2.9%特別区部
7位石川1,102 (t)2.7%加賀市、輪島市、金沢市
8位青森958 (t)2.3%八戸市、深浦町、東通村
9位福井858 (t)2.1%越前町、おおい町、小浜市
10位山口762 (t)1.8%下関市、長門市、宇部市
表:都道府県別のカレイ(鰈)漁獲量と全国シェア(2019年)
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。

1位:北海道

北海道のカレイ漁獲量についての詳細
北海道順位数値全国シェア
漁獲量1位23,612 (t)57.1%
産出額1位48.7 億円30.8%

・国産カレイの漁獲量(≒水揚げ量)1位の産地、北海道の年間漁獲量は23,612 (t)で、全国シェアは57.1%です。

・産出額は1位で、48.7 億円です。 ※産出額は前年参考値を記載しています。

・道内の主要産地は「根室市、小樽市、羅臼町」等です。

2位:島根県

島根県のカレイ漁獲量についての詳細
島根順位数値全国シェア
漁獲量2位2,391 (t)5.8%
産出額4位12.9 億円8.2%

・国産カレイの漁獲量(≒水揚げ量)2位の産地、島根県の年間漁獲量は2,391 (t)で、全国シェアは5.8%です。

・産出額は4位で、12.9 億円です。 ※産出額は前年参考値を記載しています。

・島根県内の主要産地は「大田市、浜田市、松江市」等です。

3位:鳥取県

鳥取県のカレイ漁獲量についての詳細
鳥取順位数値全国シェア
漁獲量3位1,927 (t)4.7%
産出額5位11.5 億円7.3%

・国産カレイの漁獲量(≒水揚げ量)3位の産地、鳥取県の年間漁獲量は1,927 (t)で、全国シェアは4.7%です。

・産出額は5位で、11.5 億円です。 ※産出額は前年参考値を記載しています。

・鳥取県内の主要産地は「岩美町、鳥取市、境港市」等です。

注目:福井県(9位)

福井県の漁獲量についての詳細
福井順位数値全国シェア
漁獲量9位858 (t)2.1%
産出額8位4.6 億円2.9%

・福井県のカレイ漁獲量は全国9位で、県内の主要産地は「越前町、おおい町、小浜市」等です。

・福井県のカレイに関しては、若狭湾産ヤナギムシカレイの⼲物である「若狭かれい(わかさかれい)」が地域団体商標(地域ブランドのようなもの)として登録されています。
⇒ヤナギムシカレイは、海の幸の宝庫と云われる若狭湾で捕れ、底引き網解禁の10⽉上旬から産卵が終わる翌年2⽉下旬迄市場に出回ります。これを淡塩に仕⽴て浜⾵に⼀夜⼲しをすると、⾝が締まり⽢味が⼀層きわだちます。これを軽くサッと⽕に炙り⾷べます。これは古来から珍重されており、古書「⽇本⼭海名産図会」には、「淡乾の品多しといえども是天下の出類雲上の珎美と云うべし」と記されています。このように歴史ある「若狭かれい」は今も皇室に献上されています。

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漁獲量の推移

日本のカレイ(鰈)漁獲量の推移グラフ2019年まで
年次全国計北海道島根鳥取兵庫宮城その他
2008年55,84620,0934,7662,5373,7363,01821,696
2009年51,09720,1074,2832,1943,0751,57219,866
2010年49,03219,6563,8182,5202,7801,52118,737
2011年48,81822,1573,9262,8523,00488715,992
2012年46,82422,7603,7392,5032,7861,11213,924
2013年45,85722,4473,6522,4422,8721,29613,148
2014年44,34620,6133,3962,7142,8911,82712,905
2015年41,07819,0043,0672,3022,7191,92612,060
2016年43,23620,6192,9522,1692,6033,80411,089
2017年47,30125,1862,8722,3272,5284,01510,373
2018年41,25121,0912,7931,8482,4673,3809,672
2019年41,35223,6122,3911,9271,8471,6099,966
表:日本のカレイ(鰈)漁獲量の推移(単位:トン)

・日本のカレイ(鰈)漁獲量は、おおむね横ばいで推移しています。


【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。

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