【都道府県】伊予柑(イヨカン)の産地・生産量ランキング

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日本の伊予柑(イヨカン)生産量の概要

日本の伊予柑(イヨカン)生産量ランキングのアイキャッチ

伊予柑(イヨカン)の生産量、日本一は愛媛県です。

2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
目次から任意の項目にジャンプすることもできます。

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最新ランキングと国内シェア

※「最新」の意味について:農林水産省による統計の確報が公表されるのは「年末から数えて、およそ2年後~2年半後」です(主要な果物に指定されていない特産果樹の場合)。そのため、2021年(令和3年)の生産量については、2024年以降の更新になると思われます。

日本の伊予柑(イヨカン)生産量の割合グラフ2018年

・伊予柑(イヨカン)生産量の日本一は愛媛県で、全国シェアは92.3%です(2018年)。

・生産量1位の愛媛県、2位の和歌山県、3位佐賀県の3県あわせて、国内生産量の約97%を生産しています。

順位都道府県生産量全国シェア主要産地名(市町村名)
全国28,495.2(t)
1位愛媛26,293.7(t)92.3%松山市、今治市、八幡浜市
2位和歌山687.8(t)2.4%湯浅町、有田市、由良町
3位佐賀647.1(t)2.3%太良町、鹿島市
4位山口176.9(t)0.6%周防大島町、萩市、柳井市
5位静岡173.3(t)0.6%浜松市、東伊豆町、南伊豆町
6位鹿児島136.4(t)0.5%出水市、日置市、薩摩川内市
7位香川93.4(t)0.3%三豊市、坂出市、観音寺市
8位広島85.5(t)0.3%尾道市、呉市、江田島市
9位熊本58.2(t)0.2%水俣市、宇城市、玉名市
10位長崎36.6(t)0.1%諫早市、壱岐市、長崎市
表:都道府県別の伊予柑(イヨカン)生産量と全国シェア(2018年)
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
順位都道府県生産量全国シェア主要産地名(市町村名)
全国30,864 (t)
1位愛媛28,070 (t)90.9%松山市、今治市、八幡浜市
2位和歌山762 (t)2.5%湯浅町、有田市、日高川町
3位佐賀680 (t)2.2%太良町、鹿島市、唐津市
4位静岡227 (t)0.7%浜松市、東伊豆町、南伊豆町
5位大分220 (t)0.7%豊後高田市、大分市
6位山口208 (t)0.7%周防大島町、萩市、柳井市
7位鹿児島167 (t)0.5%出水市、日置市、阿久根市
8位広島157 (t)0.5%呉市、尾道市、江田島市
9位香川98 (t)0.3%三豊市、坂出市、土庄町
10位熊本90 (t)0.3%宇城市、水俣市、玉名市
表:都道府県別の伊予柑(いよかん)生産量と全国シェア(2017年)
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。

1位:愛媛県

愛媛県の伊予柑生産量についての詳細
愛媛順位数値全国シェア
生産量1位26,293.7(t)92.3%
栽培面積1位1,896.7 (ha)89.9%

・国産伊予柑(イヨカン)生産量(収穫量)1位の産地、愛媛県の年間生産量は26,293.7(t)で、全国シェアは92.3%です。
⇒愛媛県(人口約134万人)は、「都道府県民1人当たりの伊予柑生産量」でも1位にランクしており、1人当たり生産量は約19.64(kg)となっています。

・栽培面積は1位で、1,896.7 (ha)です。
⇒これは愛媛県全体の約0.334%を占める広さに相当し、「愛媛県の約299分の1が伊予柑園」という計算になります。
⇒この「都道府県面積に対する伊予柑栽培面積の割合」も愛媛県が1位となっています。

・県内の主要産地は「松山市、今治市、八幡浜市」等です。

2位:和歌山県

和歌山県の伊予柑生産量についての詳細
和歌山順位数値全国シェア
生産量2位687.8(t)2.4%
栽培面積2位42.4 (ha)2.0%

・国産伊予柑(イヨカン)生産量(収穫量)2位の産地、和歌山県の年間生産量は687.8(t)で、全国シェアは2.4%です。
⇒和歌山県(人口約93万人)は、「都道府県民1人当たりの伊予柑生産量」では3位にランクしており、1人当たり生産量は約0.74(kg)となっています。

・栽培面積は2位で、42.4 (ha)です。
⇒これは和歌山県全体の約0.009%を占める広さに相当し、「和歌山県の約11143分の1が伊予柑園」という計算になります。

・県内の主要産地は「湯浅町、有田市、由良町」等です。

3位:佐賀県

佐賀県の伊予柑生産量についての詳細
佐賀順位数値全国シェア
生産量3位647.1(t)2.3%
栽培面積4位30.3 (ha)1.4%

・国産伊予柑(イヨカン)生産量(収穫量)3位の産地、佐賀県の年間生産量は647.1(t)で、全国シェアは2.3%です。
⇒佐賀県(人口約82万人)は、「都道府県民1人当たりの伊予柑生産量」では2位にランクしており、1人当たり生産量は約0.79(kg)となっています。

・栽培面積は4位で、30.3 (ha)です。
⇒これは佐賀県全体の約0.012%を占める広さに相当し、「佐賀県の約8055分の1が伊予柑園」という計算になります。

・県内の主要産地は「太良町、鹿島市」等です。

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国内生産量の推移

日本の伊予柑(イヨカン)生産量の推移グラフ2018年まで
年次全国愛媛和歌山佐賀山口静岡その他
2007年78,089.370,354.72,714.01,098.5673.0139.53,109.6
2008年69,761.861,356.33,075.01,304.5668.0120.43,237.6
2009年67,753.361,284.41,967.01,376.5695.9120.72,308.8
2010年53,886.448,575.31,831.01,094.5545.3202.21,638.1
2011年50,581.646,076.41,393.0952.5437.0260.41,462.3
2012年43,198.439,010.51,227.4809.6534.1259.81,357.0
2013年43,251.039,258.61,158.5791.3501.3249.81,291.5
2014年36,512.532,821.51,081.0797.6441.1250.91,120.4
2015年36,799.133,193.0962.0812.2550.1234.01,047.8
2016年32,860.329,688.8849.0743.3282.6233.91,062.7
2017年30,864.428,070.3762.1680.4207.8227.1916.7
2018年28,495.226,293.7687.8647.1176.9173.3516.4
表:日本の伊予柑(イヨカン)生産量の推移(単位:トン)

・日本の伊予柑(イヨカン)生産量は、減少傾向で推移しています。


【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。

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