「アレルギー表示28品目」の覚え方(ゴロ合わせ)※アーモンド対応版

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このページについて

上級食品表示診断士のヤマケンと申します。

このページでは、アレルゲンの「表示義務7品目」「表示推奨21品目」の計28品目を、次のゴロ(語呂合わせ)で覚えられます。

変えたらそこに
(※7品目)

ああ、いい顔

極太詐欺

裁き山盛りだゼ!

こんな感じで、なんとなくストーリー性を匂わせる感じの語呂を考えてみました。

実務上はリストを見たりツールを使ったりすれば何とかなる場面が多いですが、食品表示検定をはじめ、これらを覚えたほうが良い試験があります。

7品目だけならともかく、更に21品目を覚えるのは大変だと思いますので、是非読んでいってください。

※資格試験等の学習用を想定したページです(食品表示検定・食品安全検定・管理栄養士など)。
※実際に表示を作成する段階においては記憶や語呂に頼らず、法令や通知の原文にあたってください。

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アレルギー表示対象28品目の概要

※真面目な内容の概要です。「ゴロ」だけ知りたい方は飛ばして下さい。

2021年2月現在、アレルギー表示の対象は、「特定原材料7品目」と「特定原材料に準ずるもの21品目」の、合計28品目です。

「食品表示基準について」の一部改正(2019年9月19日)により、特定原材料に準ずるもの(アレルギー表示推奨品目)に「アーモンド」が追加され、従来の27品目から28品目となりました。

特定原材料等の一覧

特定原材料:えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生

特定原材料に準ずるもの:アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

※「くるみ」については、現行の扱いは「特定原材料に準ずるもの」ですが、「特定原材料」への移行の準備が進んでいます。

⇒詳しくはこちらのページで解説しています。
【関連ページ】アレルギー表示対象28品目の一覧と範囲について
※(このページと違って)おふざけ要素は一切ないページです。

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特定原材料7品目の覚え方(ゴロ)

「変えたらそこに」

品目読み頭文字
かに
えび
まご
落花生っかせい
そば
小麦むぎ
ゅう

特定原材料7品目の覚え方
「変えたらそこに」

特定原材料に関しては、「えび・かに」が追加され現行の7品目になってから10年以上が経っていますので(2008年)、他にも色んな語呂が作られています。

ただ、「乳(にゅう)」に関しては、ほとんどが「ミルク(代替表記)」か「牛乳(拡大表記)」の「み or ぎ or き」あたりの頭文字が使われていると思います。

※代替表記:表記方法や言葉が違うが、特定原材料に準ずるものと同一であるということが理解できる表記
※拡大表記:特定原材料名又は代替表記を含んでいるため、これらを用いた食品であると理解できる表記例

「乳(にゅう)」をそのまま使いたかったことと、次の21品目に繋がる感じを出したかったこともあって、「変えたらそこに」としました。

ちなみに漢字は「買えたら」でも「代えたら」でも何でも良いです。次の「ああ、いい顔」に繋がるストーリーがイメージがしやすい、覚えやすい漢字で覚えて下さい。

特定原材料に準ずるもの21品目の覚え方(ゴロ)※アーモンド対応

「ああ、いい顔」⇒「極太詐欺」⇒「裁き山盛りだゼ!」

【品目】読み







アーモンドーもんど
あわびわび
いか
いくらくら
カシューナッツしゅーなっつ
オレンジれんじ
ごま
くるみるみ
豚肉たにく
鶏肉りにく
さけ
牛肉ゅうにく
さば
バナナなな
キウイフルーツういふるーつ
やまいもまいも
まつたけつたけ
もも
りんごんご
大豆いず
ゼラチンらちん

特定原材料に準ずるもの21品目の覚え方
「ああ、いい顔」「極太詐欺」⇒「裁き山盛りだゼ!」

  • 2019年に追加された「アーモンド」を含めています。(21品目)
  • 「濁音」は「濁音」のまま使っています。(牛肉・ごま・バナナ・豚肉・ゼラチン)
  • 「1品目につき、読みの先頭1文字のみ」で統一しています。(2文字使ったり、途中の文字を使ったりはしていません。)

普通に覚えたい方へ

こんなページを作っておいてあれですが、僕自身も割と語呂に頼らず、どっちかというと丸暗記の力技で覚えたい派です。

21品目は「五十音順+ゼラチン」で並べられることが多いですが、今回のゴロ(「ああ、いい顔」⇒「極太詐欺」⇒「裁き山盛りだゼ!」)は、ある程度この順番に対応させています。※ある程度です。

【品目】
(五十音順)

(ゼラチン)
読み







アーモンドーもんど
あわびわび
いか
いくらくら
オレンジれんじ
カシューナッツしゅーなっつ
キウイフルーツういふるーつ
牛肉ゅうにく
くるみるみ
ごま
さけ
さば
大豆いず
鶏肉りにく
バナナなな
豚肉たにく
まつたけつたけ
もも
やまいもまいも
りんごんご
ゼラチンらちん













基本的には、「五十音順+ゼラチン」の並びで各品目を覚えつつ(正攻法で暗記)、出てこなかった時のためのガイド(保険)としてゴロを使うと効果的だと思います。

どんな問題が出る?(食品表示検定)

アレルギーの表示について、どんな問題が出るかを知っておくと、闇雲に覚えるよりは暗記が捗ると思いますので、少しだけ紹介していきます。

食品表示検定の問題を例としています。他の試験(管理栄養士や食生活アドバイザー等?)の受験生の方は、読み飛ばすか、もし興味があれば次のページを見てみて下さい。
【関連ページ】食品表示検定とは?|合格者目線・メーカー目線で解説


食品表示検定の公式サイトに、試験問題の一部が掲載されています(初級・中級は過去問からの抜粋、上級は問題例)。
※以下はその抜粋で、フリマアプリ等で入手したものではありません。

食品表示検定初級第20回問題例3

出典:食品表示検定 公式ホームページ>食品表示検定について>試験問題例>食品表示検定 初級 試験問題例 (第20回試験問題より抜粋)
https://www.shokuhyoji.jp/about/example/

出典:食品表示検定 公式ホームページ>食品表示検定について>試験問題例>食品表示検定 初級 試験問題例 (第16回試験問題より抜粋)
https://www.shokuhyoji.jp/about/example/

これらは初級の過去問ですが、特定原材料7品目の穴埋め問題や、文章選択問題が出ています。

このことから、初級試験レベルでも「表示義務7品目」の暗記は必須と言えるかと思います。

「特定原材料」と「特定原材料に準ずるもの」の「区分」に関する問題は、7品目さえ完璧に覚えておけば対応できるため、初級にしても中級にしても「準ずるもの21品目」の優先順位は高くは無いと思われます。まずは、7品目を完璧にするべきです。

上級に関しては、個人の感覚ですが、28品目全て覚えて良いのではないでしょうか。アレルギー表示が頻出だとか、「準ずるもの」の出題例を知っているとかでは無いのですが、単に難易度を考えると「この程度は覚えた方が良い」と思えるレベルだからです。

ただし「問2の小論文」にアレルギー表示に関する問題が出た場合に、文字数を稼ぐために28品目全てを列挙するようなことは辞めた方が良いと思います。(講評に似たようなことが書いてあります。)

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

アレルギー表示7品目+21品目は、
「変えたらそこに」⇒「ああ、いい顔」⇒「極太詐欺」⇒「裁き山盛りだゼ!」
で覚えてもらえたらと思います。

他にも食品表示に関するオリジナルゴロ合わせシリーズがありますので、興味があれば見ていってください。

※ブログや出版物等への転載はお控えください。SNSのシェアは大歓迎です。

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