9月27日放送の、バナナマンのせっかくグルメ!!2時間半スペシャルの未公開トークで、とあるスイーツが登場とのことで、本放送前の予告CMの段階で既に話題になっていました。
TBS公式YouTubeにて、ロングスポット公開中😆
— バナナマンのせっかくグルメ!!🍌公式 (@sekkaku_tbs) September 22, 2020
設楽さん&横澤さんがハマるあるスイーツの話題で大盛り上がり‼️
お気に入りのお店が同じ!という奇跡も✨
YouTube限定公開のトークです💡
お見逃しなく👀https://t.co/Ya6acWDiRb#バナナマン #指原莉乃 #横澤夏子 #ギャル曽根 #磯山さやか #野呂佳代
そのスイーツとは、横澤夏子さんがハマっている、とあるお店の「芋けんぴ」。
実は、MCのバナナマン設楽さんも美味しい芋けんぴ屋さんをご存じでしたが、「細めで、硬さもちょうどよくて、都内でも売っていて・・・」と、断片的な情報は次々と出てくるものの、どうしてもお店の名前だけが出てきません。
そのお店とは、偶然にも横澤さんと全く同じお店、「芋屋金次郎」の芋けんぴでした。
細い芋けんぴ?芋屋金次郎って?
「芋屋金次郎」は、高知県日高村にある老舗芋菓子メーカー「澁谷食品株式会社」さんが、ワンランク上のフレッシュな芋けんぴを提案する専門店として平成17年にオープンさせたお店です。
「澁谷食品株式会社」さんは、全国のスーパーやコンビニで販売されている芋けんぴの約50%を占める、日本一の圧倒的な生産量を誇っている老舗芋菓子メーカーです。
芋けんぴの「けんぴ」は土佐弁
高知では、「小麦粉を棒状に焼き固めて作った干菓子」が「けんぴ」と呼ばれ、江戸時代から親しまれてきました。
その形状に似ていることから、芋で作ったけんぴ、「芋けんぴ」と呼ばれるようになりました。
いわば「芋けんぴ」という商品名そのものが土佐弁のようなもので、芋屋金次郎の母体である澁谷食品さんのある高知県は、まさに芋けんぴの本場というわけですね。
もともと他県では「芋かりんとう」と呼ばれていたものが、段々と「芋けんぴ」の呼び名でも呼ばれ始め、全国に通じるようになってきたそうです。
商品検索をしてみても、今や「芋けんぴ」のほうが多いくらいでした。
「芋けんぴ」のほうが、語呂が良くて言いやすいのも理由の一つかもしれません。
芋屋金次郎の特徴:無添加へのこだわり
芋屋金次郎の看板商品の「特撰芋けんぴ」は、芋と砂糖と油だけで作られています。
創業以来、ずっとこの信念と製法を貫いて来た芋屋金次郎を代表する芋けんぴです。
その芋のうまさ、自然な素材のうまさを味わっていただきたいから、今でも創業当時と変わらない3つの素材と製法に頑固なまでにこだわっています。
実際に原材料名を見ても、「さつま芋(黄金千貫)、砂糖、植物油脂、オリゴ糖」と非常にシンプルで、添加物は使われていません。
芋屋金次郎の特徴:芋へのこだわり
芋けんぴは、芋が主役の揚げ菓子です。
芋屋金次郎は、その芋の美味しさや品種、栽培方法にこだわり、鹿児島県大隅半島の契約農家さんと土づくりから取り組み、自社で育てた自慢の苗を作って大切に育てています。
なお、芋屋金次郎の芋けんぴに使われている「黄金千貫(コガネセンガン)」という品種は、サツマイモと聞いて一般的にイメージする紫色の皮ではなく、ジャガイモのような黄土色の皮が特徴のサツマイモです。主に芋焼酎の原料として使われている品種で、芋焼酎の本場鹿児島県や宮崎県での栽培が盛んです。
関連ページ:【都道府県】サツマイモの産地ランキングTOP6(生産量・価格比較)
芋屋金次郎の特徴:油へのこだわり
看板商品の「特選芋けんぴ」は、最高級のなたね油と米油をブレンドしたオリジナルの金次郎油で揚げています。
油が劣化してくると、芋の風味が落ちる原因となってしまうため、「分析室」で油の鮮度が細かくチェックされています。そして、食品衛生法の油菓子の品質基準(※)に示された数値よりもずっと早い段階で、惜しげもなく新しい油に交換しています。
また、「バナナマンのせっかくグルメ!!」の中で登場した「揚げたて芋けんぴ」は、番組のスタッフさんが(おそらく日本橋店で)収録中に買ってきたもので、オリーブオイルを使った芋けんぴでした。
芋屋金次郎の特徴:糖蜜へのこだわり
芋屋金次郎の芋けんぴは、砂糖をまぶさず、糖蜜にして絡めています。
食べだしたら止まらない、やみつきになる味わいはこの糖蜜あってこそで、くせのない上品な甘さの糖蜜が、芋本来の甘みを引き立てています。
糖蜜にしてから均一に絡めることによって、場所による甘さのバラつきや、砂糖のジャリジャリ感のようなものを一切残すことなく、上品な仕上がりの絶品スイーツになっているわけですね。
芋屋金次郎はどこで買える?【実店舗】
「芋屋金次郎」は、フランチャイズ展開をしていません。
揚げたて芋けんぴのフレッシュなおいしさを伝えるために、揚げ工房を構えた「芋屋金次郎」を作った経緯があり、製造から12時間以内のものだけをお届けすることを身上としているため、直営店だけでしか販売していないそうです。
2021年7月現在、本店のある高知県のほか、愛媛県、香川県、福岡県、大阪府、東京都の6都府県に直営ショップ計8店舗を構えています。
芋屋金次郎 店舗一覧(2021年1月現在)
・芋屋金次郎 日高本店:〒781-2153 高知県高岡郡日高村本郷573-1
・芋屋金次郎 卸団地店:〒781-0087 高知県高知市南久保14番25号
・芋屋金次郎 松山店:〒790-0911 愛媛県松山市桑原5-8-26
・芋屋金次郎 道後店:〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町6-12(閉店)
・芋屋金次郎 高松店:〒761-8075 香川県高松市多肥下町1558-1
・芋屋金次郎 福岡店:〒810-0016 福岡県福岡市中央区平和3丁目1-25
・芋屋金次郎 天神店:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目地下1号東11番第012号
・芋屋金次郎 大阪店:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-1グランフロント大阪 うめきた広場 地下1階 (2021年3月22日OPEN新店)
・日本橋 芋屋金次郎:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 1階
芋屋金次郎はどこで買える?【ネットショップ】
1:公式オンラインショップ
実店舗のある四国、福岡、大阪、東京以外の方は、ネットショップで購入するのが現実的だと思います。
・芋屋金次郎さんの芋けんぴは、公式オンラインショップで購入できます。
2:ふるさと納税返礼品
amazon等の大手ショッピングサイトでの取り扱いはないようですが、楽天ふるさと納税等での取り扱いがありました。
高知県日高村に寄付すると、返礼品として「缶入り特撰芋けんぴ」が貰えるプランがあります。
一般的に、その年の収入額がほぼ確定する11月から12月は、ふるさと納税ラッシュになることが多いです。そうなる前に「芋屋金次郎」の返礼品を検討してみてもいいかもしれません。
【追記】「芋屋金次郎」さんから設楽さんにお歳暮が?
冒頭で紹介した回の収録以降、同番組の収録で事あるごとに「芋屋金次郎の芋けんぴ」のことを話題にしていた設楽さん。
その噂を聞きつけた「芋屋金次郎」さんから「お歳暮」が届いたようです。
これも、通常のテレビ放送ではなく、YouTube限定配信で公開されています。
さらに、次のYoutube限定動画では、ゲストの川田裕美さんが「芋つながり」で持参された「照沼勝一商店さんの干し芋」が話題になっていました。
「照沼勝一商店さんの干し芋」は、大手通販サイトでの扱いは多くないようですが、数点見つかりましたので一部を紹介します。
「ぺったん旨いも 紅はるか」は、原材料が「さつまいもだけ」の干し芋で、照沼勝一商店(株)さんが製造し、(有)サン・スマイルさんが販売している商品です。
(販売者:有限会社サン・スマイル」、製造者:株式会社照沼勝一商店)
テレビ本編とは別に、YouTube限定で独自の発展を見せている「芋シリーズ」に今後も注目していきたいです。