日本のドラゴンフルーツ(ピタヤ)生産量の概要

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の生産量、日本一は沖縄県です。
2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
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最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について:農林水産省による統計の確報が公表されるのは「年末から数えて、およそ2年後~2年半後」です(主要な果物に指定されていない特産果樹の場合)。そのため、2021年(令和3年)の生産量については、2024年以降の更新になると思われます。

・ドラゴンフルーツ(ピタヤ)生産量の日本一は沖縄県で、全国シェアは56.0%です(2018年)。
・生産量1位の沖縄県、2位の鹿児島県、3位千葉県の3県あわせて、国内生産量のほとんどを生産しています。
※ただし、他の都道府県で全く生産が無いわけではなく、集計に反映されない小規模な生産は各地にあると考えられます。
順位 | 都道府県 | 生産量 | 全国シェア | 主要産地名(市町村名) |
---|---|---|---|---|
– | 全国 | 109.1(t) | – | – |
1位 | 沖縄 | 61.1(t) | 56.0% | 石垣市、糸満市、南城市 |
2位 | 鹿児島 | 41.0(t) | 37.6% | 龍郷町、奄美市、宇検村 |
3位 | 千葉 | 7.0(t) | 6.4% | 南房総市、館山市、鴨川市 |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
1位:沖縄県
沖縄 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 1位 | 61.1(t) | 56.0% |
栽培面積 | 2位 | 3.7 (ha) | 29.6% |
・国産ドラゴンフルーツ(ピタヤ)生産量(収穫量)1位の産地、沖縄県の年間生産量は61.1(t)で、全国シェアは56.0%です。
⇒沖縄県(人口約145万人)は、「都道府県民1人当たりのドラゴンフルーツ生産量」でも1位にランクしており、1人当たり生産量は約0.04(kg)となっています。
・栽培面積は2位で、3.7 (ha)です。
⇒これは沖縄県全体の約0.002%を占める広さに相当し、「沖縄県の約61649分の1がドラゴンフルーツ園」という計算になります。
⇒この「都道府県面積に対するドラゴンフルーツ(ピタヤ)栽培面積の割合」は沖縄県が1位となっています。
・県内の主要産地は「石垣市、糸満市、南城市」等です。
2位:鹿児島県
鹿児島 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 2位 | 41.0(t) | 37.6% |
栽培面積 | 1位 | 8.0 (ha) | 64.0% |
・国産ドラゴンフルーツ(ピタヤ)生産量(収穫量)2位の産地、鹿児島県の年間生産量は41.0(t)で、全国シェアは37.6%です。
⇒鹿児島県(人口約160万人)は、「都道府県民1人当たりのドラゴンフルーツ生産量」でも2位にランクしており、1人当たり生産量は約0.03(kg)となっています。
・栽培面積は1位で、8.0 (ha)です。
⇒これは鹿児島県全体の約0.001%を占める広さに相当し、「鹿児島県の約114839分の1がドラゴンフルーツ園」という計算になります。
・県内の主要産地は「龍郷町、奄美市、宇検村」等です。
3位:千葉県
千葉 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 3位 | 7.0(t) | 6.4% |
栽培面積 | 3位 | 0.8 (ha) | 6.4% |
・国産ドラゴンフルーツ(ピタヤ)生産量(収穫量)3位の産地、千葉県の年間生産量は7.0(t)で、全国シェアは6.4%です。
・栽培面積は3位で、0.8 (ha)です。
・県内の主要産地は「南房総市、館山市、鴨川市」等です。
国内生産量の推移

年次 | 全国 | 沖縄 | 鹿児島 | 千葉 | 静岡 | その他 |
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2003年 | 360.5 | 346.0 | 2.4 | 0.0 | 0.0 | 12.1 |
2004年 | 362.4 | 346.1 | 3.2 | 0.0 | 0.0 | 13.1 |
2005年 | 400.3 | 370.6 | 12.7 | 0.0 | 0.0 | 17.0 |
2006年 | 494.6 | 471.5 | 8.1 | 0.0 | 0.0 | 15.0 |
2007年 | 488.7 | 459.9 | 19.0 | 0.0 | 0.0 | 9.8 |
2008年 | 380.3 | 344.1 | 20.0 | 0.0 | 0.0 | 16.2 |
2009年 | 388.7 | 350.1 | 29.9 | 0.0 | 0.0 | 8.7 |
2010年 | 388.1 | 357.7 | 24.0 | 0.0 | 0.0 | 6.4 |
2011年 | 212.3 | 192.5 | 19.8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
2012年 | 167.7 | 147.4 | 20.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
2013年 | 188.1 | 132.8 | 50.3 | 5.0 | 0.0 | 0.0 |
2014年 | 199.7 | 156.6 | 33.8 | 8.0 | 1.3 | 0.0 |
2015年 | 183.0 | 154.0 | 19.7 | 8.0 | 1.3 | 0.0 |
2016年 | 142.7 | 91.3 | 42.1 | 8.0 | 1.3 | 0.0 |
2017年 | 164.7 | 105.8 | 49.6 | 8.0 | 1.3 | 0.0 |
2018年 | 109.1 | 61.1 | 41.0 | 7.0 | 0.0 | 0.0 |
・日本のドラゴンフルーツ生産量は、減少傾向で推移しています。
・シェア2位の鹿児島県については、生産量が増加傾向にあります。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。