【食品表示レビュー】やみつきホルモン (アサヒグループ食品)

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まえがき

やみつきホルモンのアイキャッチ

上級食品表示診断士のヤマケンと言います。

今回はアサヒグループ食品株式会社さんの「やみつきホルモン」の食品表示を見ていきたいと思います。

表示確認日:2020年09月24日

※筆者および本サイトは、商品のメーカーとは一切関係がありません。最新の情報は、実物の表示やメーカー公式サイト等をご確認ください。

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やみつきホルモンのカロリー・栄養成分表示

やみつきホルモンの栄養成分表示
栄養成分表示1製品(17g)当たり100g当たり
エネルギー62kcal約365kcal
たんぱく質8.7g約51.2g
脂質2.8g約16.5g
炭水化物0.32~1.01g約1.88~約5.94g
 糖質0.23~0.74g約1.35~約4.35g
 食物繊維0.09~0.27g約0.53~約1.59g
食塩相当量0.74g約4.35g
実際の表示当サイト計算

やみつきホルモンのカロリーは、1製品(17g)当たり62kcalです。
・100g当たりに換算すると約365kcalになります。

やみつきホルモンの塩分(食塩相当量)は、1製品(17g)当たり0.74gです。
・100g当たりに換算すると約4.35gになります。

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やみつきホルモンの一括表示(別記様式)

やみつきホルモンの別記様式
名称豚ガツ・ハツ加工品
原材料名豚胃、豚心臓、食用油脂、還
元水飴、食塩、醸造酢、生姜
ペースト、糖加工品、香辛料/
グリセリン、調味料(アミノ酸
等)、リン酸塩(Na)、酸化防
止剤(V.C)、発色剤(亜硝酸
Na)、香辛料抽出物
内容量17g
賞味期限枠外右上に年月記載
保存方法直射日光・高温多湿を避け、
常温で保存してください
販売者アサヒグループ食品株式会社
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
製造所固有記号 枠外賞味期
限下段に記載

やみつきホルモンの原材料・添加物

やみつきホルモンの原材料

※原材料名欄の「/(スラッシュ)」の前までが原材料で、使用量の多い順に並んでいます。

原材料:豚胃、豚心臓、食用油脂、還元水飴、食塩、醸造酢、生姜ペースト、糖加工品、香辛料

やみつきホルモンの添加物

※原材料名欄の「/(スラッシュ)」以降が添加物で、使用量の多い順に並んでいます。

添加物:グリセリン、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(V.C)、発色剤(亜硝酸Na)、香辛料抽出物

やみつきホルモンのアレルゲン(特定原材料等)

特定原材料(義務表示7品目)

 小麦   卵   乳成分  落花生  そば  えび  かに 

・やみつきホルモンには、含まれていた場合に表示の義務がある「特定原材料」の「乳成分・卵・小麦・落花生・えび・かに」は含まれていません

特定原材料に準ずるもの(推奨表示21品目)

アーモンド あわび いか いくら オレンジカシューナッツキウイフルーツ
牛肉くるみごまさけさば大豆鶏肉
バナナ豚肉まつたけももやまいもりんごゼラチン
※2019年9月より、推奨表示品目にアーモンドが追加されています。
※クルミは将来的に義務表示品目に格上げされる方向で話が進んでいるようです。

・やみつきホルモンには、「特定原材料に準ずるもの」として「豚肉」が含まれています

「豚肉」以外の特定原材料に準ずるもの(大豆、鶏肉、バナナなど)が含まれているかどうかは、パッケージの表示からは分かりません

やみつきホルモンの産地(原産国、原料原産地、販売者、製造者等)

やみつきホルモンの原産国

・やみつきホルモンの原産国(製品を製造した国)は「日本」です。

※輸入品の場合には原産国が表示されています(基本的には保存方法の次の位置に挿入されます)。逆に言えば、原産国の表示のない商品の原産国は日本ということになります。

※ただし、ものすごく小さい商品(表示可能面積が約30cm2以下)の場合は、原産国名の省略が認められていますので、輸入品であっても原産国が表示されない場合もあります。これは、ごく僅かな限られたスペースの中に、アレルギーや賞味期限といった安全性に関わる項目を優先的に表示させるためです。

やみつきホルモンの原料原産地

※原料原産地は、使用している原料の産地のことで、製品自体の産地を示す原産国とは意味が異なります。

・やみつきホルモンには、原料原産地の記載はありませんでした。

2022年4月の製造分からは主原料の原料原産地表示が完全義務化されますので、それまで商品の販売が続いていれば、改版(パッケージの一部を変更すること)して表示されることになると思います。

やみつきホルモンの場合、「豚胃」が主原料に該当します。

やみつきホルモンの販売者

やみつきホルモンの販売者は「アサヒグループ食品株式会社」さんです。

商品や契約によってケースバイケースですが、「製造者」が衛生面などの製造責任を持ち、「販売者」は商品のパッケージの表示内容等に責任を持ったり問合せ窓口になったりすることが多いです。

>>Amazonで探す>>楽天市場で探す>>Yahoo!ショッピングで探す

※各サイトの検索結果画面を開きます。該当の商品が在庫切れ、またはヒットしない可能性もあります。

やみつきホルモンの製造者・製造所

やみつきホルモンの製造所は「製造所固有記号」で表示されています。

製造所固有記号は、販売者に応答の義務があるほか、消費者庁のサイトから検索することも可能です。

製造所固有記号は、同一製品を複数個所で製造する商品に限って使用が認められていますので、商品のロットによって異なる場所で製造(またはパッキング)していると考えられますが、今回入手した商品の記号は「+HSC」で、製造者は「林兼産業株式会社 」さんでした。

製造者の林兼産業株式会社さん、販売者のアサヒグループ食品株式会社さんは、いずれも東証一部の上場企業です。

製造所の住所は、「山口県下関市大和町二丁目7番1号」です。
本社(山口県下関市大和町二丁目4番8号 )に隣接した工場で作られているようです。

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※各サイトの検索結果画面を開きます。該当の商品が在庫切れ、またはヒットしない可能性もあります。

やみつきホルモンのその他の表示

本製品は乾燥食肉製品です。

乾燥食肉製品は、「乾燥食肉製品である旨を示す文字を表示する。」ことが法令(食品表示基準)で規定されており、それに沿った内容が表示されています。

なお、乾燥食肉製品は、食品衛生法に基づく「食品、添加物等の規格基準」により、E.coli(大腸菌)が陰性、水分活性0.87未満などの成分規格が定められています。

あとがき

今回のやみつきホルモンは、セブンイレブンで購入しました。

陳列棚の決まった場所に常に置かれているというよりは、レジに並んでいる時に横に目をやると、たまに棚の端っこのフックに掛かっているようなイメージがあります。

商品名のとおり筆者も「やみつき」になってしまっているようで、見かけるとつい買ってしまいます。

やみつきホルモンは2016年に発売された比較的新しい商品です。

豚のホルモンという人を選びそうな食材でありながら、一切れが小さく食べやすいのと、お手頃な価格で買えることで、気軽にチャレンジできるのがなによりの魅力。

広島名物の「せんじ揚げ(ホルモン揚げ)」に近い商品という印象ですが、こちらは一切れのサイズがより大きいものが多く、また値段も張るものが多いです。

やみつきホルモンにハマって「やみつき」になってしまった方は、より本格的な「せんじ揚げ」にチャレンジしてみても良いかもしれません。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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