日本のナツメ(棗)生産量の概要

ナツメ(棗)の生産量、日本一は福井県です。
2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
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最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について:農林水産省による統計の確報が公表されるのは「年末から数えて、およそ2年後~2年半後」です(主要な果物に指定されていない特産果樹の場合)。そのため、2021年(令和3年)の生産量については、2024年以降の更新になると思われます。

・ナツメ(棗)生産量の日本一は福井県で、全国シェアは97.1%です(2018年)。
・生産量1位の福井県と2位の岐阜県あわせて、国内生産量の約100%を生産しています。
※ただし、他の都道府県で全く生産が無いわけではなく、集計に反映されない小規模な生産は各地にあると考えられます。
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
1位:福井県
福井 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 1位 | 6.6(t) | 97.1% |
栽培面積 | 1位 | 8.2 (ha) | 94.3% |
・国産ナツメ(棗)生産量(収穫量)1位の産地、福井県の年間生産量は6.6(t)で、全国シェアは97.1%です。
⇒福井県(人口約77万人)は、「都道府県民1人当たりのナツメ生産量」でも1位にランクしており、1人当たり生産量は約8.59(g)となっています。
・栽培面積は1位で、8.2 (ha)です。
⇒これは福井県全体の約0.002%を占める広さに相当し、「福井県の約51104分の1がナツメ園」という計算になります。
⇒この「都道府県面積に対するナツメ栽培面積の割合」も福井県が1位となっています。
・県内の主要産地は「福井市」等です。
2位:岐阜県
岐阜 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 2位 | 0.2(t) | 2.9% |
栽培面積 | 2位 | 0.5 (ha) | 5.7% |
・国産ナツメ(棗)生産量(収穫量)2位の産地、岐阜県の年間生産量は0.2(t)で、全国シェアは2.9%です。
⇒岐阜県(人口約199万人)は、「都道府県民1人当たりのナツメ生産量」でも2位にランクしており、1人当たり生産量は約0.10(g)となっています。
・栽培面積は2位で、0.5 (ha)です。
・県内の主要産地は「高山市」等です。
国内生産量の推移

年次 | 全国 | 福井 | 岐阜 | その他 |
---|---|---|---|---|
2003年 | 3.2 | 2.0 | 1.2 | 0.0 |
2004年 | 3.0 | 1.8 | 1.2 | 0.0 |
2005年 | 3.3 | 2.1 | 1.2 | 0.0 |
2006年 | 3.2 | 2.0 | 1.2 | 0.0 |
2007年 | 3.2 | 2.0 | 1.2 | 0.0 |
2008年 | 6.2 | 5.0 | 1.2 | 0.0 |
2009年 | 11.2 | 10.0 | 1.2 | 0.0 |
2010年 | 9.2 | 8.0 | 1.2 | 0.0 |
2011年 | 9.2 | 8.0 | 1.2 | 0.0 |
2012年 | 4.6 | 3.4 | 1.2 | 0.0 |
2013年 | 5.2 | 4.0 | 1.2 | 0.0 |
2014年 | 11.3 | 10.1 | 1.2 | 0.0 |
2015年 | 11.3 | 10.1 | 1.2 | 0.0 |
2016年 | 9.2 | 8.0 | 1.2 | 0.0 |
2017年 | 14.1 | 13.5 | 0.6 | 0.0 |
2018年 | 6.8 | 6.6 | 0.2 | 0.0 |
・日本のナツメ(棗)生産量は、おおむね増加傾向で推移しています。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。