日本のパッションフルーツ生産量の概要
パッションフルーツ(果物時計草)の生産量、日本一は鹿児島県です。
2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
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最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について:農林水産省による統計の確報が公表されるのは「年末から数えて、およそ2年後~2年半後」です(主要な果物に指定されていない特産果樹の場合)。そのため、2021年(令和3年)の生産量については、2024年以降の更新になると思われます。
・パッションフルーツ生産量の日本一は鹿児島県で、全国シェアは57.5%です(2018年)。
・生産量1位の鹿児島県、2位の沖縄県、3位東京都の3都県あわせて、国内生産量の約97%を生産しています。
順位 | 都道府県 | 生産量 | 全国シェア | 主要産地名(市町村名) |
---|---|---|---|---|
– | 全国 | 463.8(t) | – | – |
1位 | 鹿児島 | 266.7(t) | 57.5% | 奄美市 瀬戸内町、大崎町 |
2位 | 沖縄 | 123.0(t) | 26.5% | 糸満市、恩納村、石垣市 |
3位 | 東京 | 60.0(t) | 12.9% | 小笠原村、三宅村、八丈町 |
4位 | 千葉 | 11.0(t) | 2.4% | 南房総市、館山市、鴨川市 |
5位 | 岐阜 | 3.1(t) | 0.7% | 関市 |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
1位:鹿児島県
2位:沖縄県
3位:東京都
国内生産量の推移
年次 | 全国 | 鹿児島 | 沖縄 | 東京 | 千葉 | 岐阜 | その他 |
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2003年 | 475.9 | 350.4 | 105.0 | 17.5 | 0.0 | 0.5 | 2.5 |
2004年 | 479.3 | 346.4 | 98.7 | 24.0 | 0.0 | 0.0 | 10.2 |
2005年 | 461.3 | 309.6 | 109.6 | 26.6 | 0.1 | 0.0 | 15.4 |
2006年 | 461.7 | 290.0 | 131.5 | 27.7 | 0.1 | 1.0 | 11.4 |
2007年 | 486.3 | 284.5 | 149.6 | 28.8 | 0.0 | 0.0 | 23.4 |
2008年 | 498.8 | 275.7 | 177.5 | 22.2 | 0.0 | 0.0 | 23.4 |
2009年 | 589.2 | 379.7 | 157.9 | 25.7 | 0.0 | 0.0 | 25.9 |
2010年 | 545.9 | 381.6 | 132.2 | 25.7 | 0.0 | 0.5 | 5.9 |
2011年 | 319.1 | 158.2 | 113.1 | 40.5 | 0.0 | 1.4 | 5.9 |
2012年 | 360.0 | 223.3 | 90.3 | 39.6 | 0.0 | 0.9 | 5.9 |
2013年 | 413.8 | 260.1 | 77.8 | 53.4 | 15.0 | 1.6 | 5.9 |
2014年 | 479.8 | 262.0 | 118.6 | 83.0 | 15.0 | 1.2 | 0.0 |
2015年 | 407.2 | 204.9 | 103.3 | 83.0 | 13.0 | 3.0 | 0.0 |
2016年 | 487.1 | 276.5 | 120.6 | 75.0 | 13.0 | 2.0 | 0.0 |
2017年 | 533.6 | 321.3 | 127.3 | 70.0 | 13.0 | 2.0 | 0.0 |
2018年 | 463.8 | 266.7 | 123.0 | 60.0 | 11.0 | 3.1 | 0.0 |
・日本のパッションフルーツ生産量は、年ごとのバラツキはあるものの、おおむね横ばいで推移しています。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。