日本の玉ねぎ生産量の概要

タマネギ(玉ねぎ)の生産量、日本一は北海道です。
2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
※目次から任意の項目にジャンプすることもできます。
※なお、世界の生産量ランキングのページもあります。
関連ページ:【世界】玉ねぎの産地・生産量ランキング
最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について:農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年(令和2年)の生産量については、2021年12月頃の更新になります。

・タマネギ(玉ねぎ)生産量の日本一は北海道で、全国シェアは63.1%です(2019年)。
・生産量1位の北海道、2位の佐賀県、3位兵庫県の3道県あわせて、国内生産量の約81%を生産しています。
順位 | 都道府県 | 生産量 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
– | 全国 | 1,334,000 (t) | – |
1位 | 北海道 | 842,400 (t) | 63.1% |
2位 | 佐賀 | 138,100 (t) | 10.4% |
3位 | 兵庫 | 100,100 (t) | 7.5% |
4位 | 長崎 | 35,200 (t) | 2.6% |
5位 | 愛知 | 27,700 (t) | 2.1% |
6位 | 熊本 | 13,400 (t) | 1.0% |
7位 | 静岡 | 12,400 (t) | 0.9% |
8位 | 栃木 | 12,000 (t) | 0.9% |
9位 | 愛媛 | 11,000 (t) | 0.8% |
10位 | 富山 | 10,000 (t) | 0.7% |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
1位:北海道
北海道 | 順位 | 数値 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
生産量 | 1位 | 842,400 (t) | 63.1% |
作付面積 | 1位 | 14,600 (ha) | 56.4% |
・タマネギの生産量(収穫量)1位の産地、北海道の年間生産量は842,400 (t)で、全国シェアは63.1%です。
・作付面積は1位で、14,600 (ha)です。
⇒これは北海道全体の約0.175%を占める広さに相当し、「北海道の約571分の1はタマネギ畑」という計算になります。
2位:佐賀県
佐賀 | 順位 | 数値 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
生産量 | 2位 | 138,100 (t) | 10.4% |
作付面積 | 2位 | 2,310 (ha) | 8.9% |
・タマネギの生産量(収穫量)2位の産地、佐賀県の年間生産量は138,100 (t)で、全国シェアは10.4%です。
・作付面積は2位で、2,310 (ha)です。
⇒これは佐賀県全体の約0.946%を占める広さに相当し、「佐賀県の約106分の1はタマネギ畑」という計算になります。この「都道府県面積に対するタマネギ作付面積の割合」は佐賀県が1位です。
3位:兵庫県
兵庫 | 順位 | 数値 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
生産量 | 3位 | 100,100 (t) | 7.5% |
作付面積 | 3位 | 1,680 (ha) | 6.5% |
・タマネギの生産量(収穫量)3位の産地、兵庫県の年間生産量は100,100 (t)で、全国シェアは7.5%です。
・作付面積は3位で、1,680 (ha)です。
⇒これは兵庫県全体の約0.200%を占める広さに相当し、「兵庫県の約500分の1はタマネギ畑」という計算になります。
・兵庫県のタマネギに関しては、淡路島産のタマネギ「淡路島たまねぎ」が地域団体商標(地域ブランドのようなもの)として登録されています。
国内生産量の推移

年次 | 全国 | 北海道 | 佐賀 | 兵庫 | 長崎 | 愛知 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2006年 | 1,161,000 | 628,700 | 162,400 | 111,000 | 20,500 | 39,000 | 199,400 |
2007年 | 1,265,000 | 712,200 | 165,600 | 111,700 | 26,500 | 43,400 | 205,600 |
2008年 | 1,271,000 | 722,900 | 171,800 | 113,100 | 26,000 | 42,100 | 195,100 |
2009年 | 1,161,000 | 670,000 | 150,400 | 97,100 | 23,300 | 38,200 | 182,000 |
2010年 | 1,042,000 | 572,500 | 144,900 | 91,000 | 26,400 | 33,600 | 173,600 |
2011年 | 1,070,000 | 574,100 | 154,000 | 97,200 | 31,600 | 34,600 | 178,500 |
2012年 | 1,098,000 | 665,000 | 122,800 | 87,500 | 25,700 | 30,100 | 166,900 |
2013年 | 1,068,000 | 580,200 | 157,800 | 88,400 | 30,700 | 31,200 | 179,700 |
2014年 | 1,169,000 | 691,900 | 147,100 | 96,700 | 29,500 | 30,600 | 173,200 |
2015年 | 1,265,000 | 819,300 | 118,800 | 91,900 | 31,200 | 28,500 | 175,300 |
2016年 | 1,243,000 | 843,700 | 84,100 | 87,000 | 24,700 | 31,900 | 171,600 |
2017年 | 1,228,000 | 797,200 | 102,600 | 92,900 | 26,700 | 29,000 | 179,600 |
2018年 | 1,155,000 | 717,400 | 118,100 | 96,400 | 29,200 | 27,600 | 166,300 |
2019年 | 1,334,000 | 842,400 | 138,100 | 100,100 | 35,200 | 27,700 | 190,500 |
・日本のタマネギ生産量は、ほぼ横ばいですが、やや増加傾向にあります。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。