日本のジャガイモ生産量の概要
ジャガイモの生産量、日本一は北海道です。
２位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
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※なお、世界の生産量ランキングのページもあります。
関連ページ：【世界】ジャガイモの産地・生産量ランキング
最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について：農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年（令和2年）の生産量については、2021年12月頃の更新になります。
・ジャガイモ生産量の日本一は北海道で、全国シェアは78.8％です（2019年）。
・生産量１位の北海道、２位の鹿児島県、３位長崎県の３道県あわせて、国内生産量の約87%を生産しています。
| 順位 | 都道府県 | 生産量 | シェア（構成比） |
|---|---|---|---|
| – | 全国 | 2,399,000 (t) | – |
| 1位 | 北海道 | 1,890,000 (t) | 78.8％ |
| 2位 | 鹿児島 | 95,000 (t) | 4.0％ |
| 3位 | 長崎 | 90,900 (t) | 3.8％ |
| 4位 | 茨城 | 48,300 (t) | 2.0％ |
| 5位 | 千葉 | 29,500 (t) | 1.2％ |
| 6位 | 長野 | 19,300 (t) | 0.8％ |
| 7位 | 福島 | 17,300 (t) | 0.7％ |
| 8位 | 青森 | 15,500 (t) | 0.6％ |
| 9位 | 静岡 | 14,600 (t) | 0.6％ |
| 10位 | 熊本 | 13,300 (t) | 0.6％ |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
１位：北海道
| 北海道 | 順位 | 数値 | シェア（構成比） |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 1位 | 1,890,000 (t) | 78.8％ |
| 作付面積 | 1位 | 49,600 (ha) | 66.7％ |
・ジャガイモの生産量（収穫量）１位の産地、北海道の年間生産量は1,890,000 (t)で、全国シェアは78.8％です。
・作付面積は１位で、49,600 (ha)です。
⇒これは北海道全体の約0.595％を占める広さに相当し、「北海道の約168分の1はジャガイモ畑」という計算になります。
⇒ちなみに、仮に北海道のジャガイモ畑を東京都に移動させたとすると、東京都全体の22.6％がジャガイモ畑で埋まる広さに相当します。
２位：鹿児島県
| 鹿児島 | 順位 | 数値 | シェア（構成比） |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 2位 | 95,000 (t) | 4.0％ |
| 作付面積 | 2位 | 4,580 (ha) | 6.2％ |
・ジャガイモの生産量（収穫量）２位の産地、鹿児島県の年間生産量は95,000 (t)で、全国シェアは4.0％です。
・作付面積は２位で、4,580 (ha)です。
⇒これは鹿児島県全体の約0.499％を占める広さに相当し、「鹿児島県の約201分の1はジャガイモ畑」という計算になります。
３位：長崎県
| 長崎 | 順位 | 数値 | シェア（構成比） |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 3位 | 90,900 (t) | 3.8％ |
| 作付面積 | 3位 | 3,400 (ha) | 4.6％ |
・ジャガイモの生産量（収穫量）３位の産地、長崎県の年間生産量は90,900 (t)で、全国シェアは3.8％です。
・作付面積は３位で、3,400 (ha)です。
⇒これは長崎県全体の約0.823％を占める広さに相当し、「長崎県の約121分の1はジャガイモ畑」という計算になります。この「都道府県面積に対するジャガイモ作付面積の割合」は長崎県が１位です。
国内生産量の推移
| 年次 | 全国 | 北海道 | 鹿児島 | 長崎 | 茨城 | 千葉 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006年 | 2,635,000 | 2,022,000 | 89,400 | 103,600 | 42,800 | 33,500 | 343,700 |
| 2007年 | 2,873,000 | 2,242,000 | 93,300 | 110,500 | 45,300 | 36,000 | 345,900 |
| 2008年 | 2,743,000 | 2,131,000 | 89,800 | 110,000 | 40,400 | 33,500 | 338,300 |
| 2009年 | 2,459,000 | 1,893,000 | 83,700 | 98,700 | 40,700 | 33,300 | 309,600 |
| 2010年 | 2,290,000 | 1,753,000 | 80,900 | 96,200 | 42,200 | 31,100 | 286,600 |
| 2011年 | 2,387,000 | 1,843,000 | 82,100 | 103,300 | 41,600 | 32,100 | 284,900 |
| 2012年 | 2,500,000 | 1,938,000 | 88,800 | 114,000 | 43,900 | 32,100 | 283,200 |
| 2013年 | 2,408,000 | 1,876,000 | 91,700 | 103,700 | 41,800 | 29,100 | 265,700 |
| 2014年 | 2,456,000 | 1,916,000 | 93,500 | 105,300 | 42,400 | 29,400 | 269,400 |
| 2015年 | 2,406,000 | 1,907,000 | 76,200 | 93,000 | 45,100 | 27,300 | 257,400 |
| 2016年 | 2,199,000 | 1,715,000 | 70,800 | 85,100 | 47,500 | 28,700 | 251,900 |
| 2017年 | 2,395,000 | 1,883,000 | 86,400 | 88,800 | 44,900 | 29,800 | 262,100 |
| 2018年 | 2,260,000 | 1,742,000 | 96,500 | 92,100 | 46,300 | 32,200 | 250,900 |
| 2019年 | 2,399,000 | 1,890,000 | 95,000 | 90,900 | 48,300 | 29,500 | 245,300 |
・日本のジャガイモ生産量は、やや減少傾向ながら、近年は横ばいで推移しています。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等（個別に出典または引用表記のあるものを除く）は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO（国際連合食糧農業機関）によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。