【都道府県】すいかの産地・生産量ランキング

スポンサーリンク

日本のすいか生産量の概要

日本のすいか生産量ランキングのアイキャッチ

スイカ(西瓜)の生産量、日本一は熊本県です。

2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
目次から任意の項目にジャンプすることもできます。

※なお、世界の生産量ランキングのページもあります。
関連ページ:【世界】すいかの産地・生産量ランキング

スポンサーリンク

最新ランキングと国内シェア

※「最新」の意味について:農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年(令和2年)の生産量については、2021年12月頃の更新になります。

日本の西瓜(スイカ)生産量の割合グラフ

・スイカ(西瓜)の生産量日本一の産地は熊本県で、全国シェアは16.1%です(2019年)。

・生産量1位の熊本県、2位の千葉県、3位山形県の3県あわせて、国内生産量の約38%を生産しています。

順位都道府県生産量シェア(構成比)
全国324,200 (t)
1位熊本52,100 (t)16.1%
2位千葉38,800 (t)12.0%
3位山形31,100 (t)9.6 %
4位鳥取17,900 (t)5.5%
5位新潟17,300 (t)5.3 %
5位長野17,300 (t)5.3%
7位茨城15,100 (t)4.7%
8位愛知14,100 (t)4.3%
9位石川13,700 (t)4.2%
10位秋田13,200 (t)4.1%
表:都道府県別のスイカ生産量と全国シェア(2019年)
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。

1位:熊本県

熊本県のスイカ生産量についての詳細
熊本順位数値シェア(構成比)
生産量1位52,100 (t)16.1%
作付面積1位1,330 (ha)13.8 %

・スイカ(西瓜)の生産量(収穫量)1位に輝いたのは、年間52,100 (t)、実に16.1%もの全国シェアを占める熊本県です。

・生産量だけではなく、作付面積でも1位となっています。

・品種は、大玉すいか「祭ばやし777」のほか、同じく大玉すいかのシャリ感と強い甘味の「肥後浪漫」に、小玉すいかも栽培されており、その多くがビニールハウスで栽培されています。

・ちなみに、一世帯(単独世帯除く)当たりのスイカの年間購入量でも1位です(都道府県庁所在地間での比較)。茨城県は、スイカの名産地であると同時に、有数の消費地でもあります。

2位:千葉県

千葉県のスイカ生産量についての詳細
千葉順位数値シェア(構成比)
生産量2位38,800 (t)12.0%
作付面積2位1,010 (ha)10.5 %

・スイカ(西瓜)の生産量(収穫量)2位には、年間38,800 (t)の千葉県がランクインしました。

・「祭りばやし777」、「紅大(こうだい)」、「味きらら」といった大玉品種のほか、小玉すいかも栽培されています。

・千葉県のスイカに関しては、富里市産のスイカ「富里スイカ」が、地域団体商標(地域ブランドのようなもの)として登録されています。

・ちなみに、スイカの作付面積を都道府県面積で割った数値が全国1位です。実に0.196%ほど。千葉県のおよそ「510分の1」はスイカ畑という計算になります。

3位:山形県

山形県のスイカ生産量についての詳細
山形順位数値シェア(構成比)
生産量3位31,100 (t)9.6%
作付面積3位810 (ha)8.4 %

・スイカ(西瓜)の生産量(収穫量)3位は、年間31,100 (t)の山形県です。

・品種は、いずれも大玉すいかの「祭ばやし777」や、「富士光」が主流です。

注目:鳥取県

鳥取県のスイカ生産量についての詳細
鳥取順位数値シェア(構成比)
生産量4位17,900 (t)5.5%
作付面積8位375 (ha)3.9 %

・鳥取県はスイカ生産量の単純な数値では4位ですが、都道府県人口で割った「一人当たり生産量」では全国1位となっています。

・鳥取県のスイカに関しては、北栄町(旧⼤栄町)を主産地として栽培される「⼤栄⻄⽠」が地理的表示(GI)として登録されており、地域と結び付いた知的財産として保護の対象となっています。

・ちなみに、一世帯(単独世帯除く)当たりのスイカの年間購入量(都道府県庁所在地単位で比較)の1位は熊本県ですが、購入「金額」では鳥取県が1位となっています。

スポンサーリンク

国内生産量の推移

日本の西瓜(スイカ)生産量の推移グラフ
年次全国熊本千葉山形鳥取新潟その他
2000年580,600106,50073,90042,60034,60025,800297,200
2001年573,30097,50074,40041,30031,60026,000302,500
2002年526,90085,80072,00035,10028,70025,700279,600
2003年487,30075,70067,30035,00027,30022,400259,600
2004年454,00071,40066,50033,50024,80021,500236,300
2005年450,20060,70068,00036,60024,50023,200237,200
2006年418,70062,40057,40037,30022,40021,100218,100
2007年421,60061,10062,60037,40023,10020,000217,400
2008年402,00060,10047,10039,40021,50020,300213,600
2009年389,90060,60048,60038,30020,30020,200201,900
2010年369,20059,90045,90038,00020,10018,600186,700
2011年362,50059,20045,90036,20020,20019,200181,800
2012年370,30055,50043,50036,70022,40022,400189,800
2013年355,30053,80041,60031,70021,30022,700184,200
2014年357,50054,20042,20033,80021,50020,900184,900
2015年339,80052,00039,70033,50019,90021,100173,600
2016年344,80048,70041,30033,70020,70020,300180,100
2017年331,10047,00039,00032,20020,60017,000175,300
2018年320,60046,90041,40032,40017,40017,700164,800
2019年324,20052,10038,80031,10017,90017,300167,000
表:日本のすいか生産量の推移(単位:トン)

・日本のスイカの生産量は減少傾向にあります。

・ただし、ここ数年は減少割合が縮小しており、下げ止まってきています。


【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。

タイトルとURLをコピーしました