【都道府県】梅(うめ)の産地・生産量ランキング

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日本の梅(うめ)生産量の概要

日本の梅(うめ)生産量ランキングのアイキャッチ

梅(うめ)の生産量、日本一は和歌山県です。

2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
目次から任意の項目にジャンプすることもできます。

※なお、世界の類似ランキングのページもあります。
関連ページ:【世界】アプリコット(あんず・梅含む)の産地・生産量ランキング

※FAO(国際連合食糧農業機関)による統計では、日本における梅は、あんず(アプリコット)として集計されています。

  • 杏(あんず)=アプリコット(Apricot)
  • 梅(うめ)=ジャパニーズ・アプリコット(Japanese apricot)

※また、日本の「品種別」栽培面積ランキングのページもあります。
関連ページ:【品種別】梅(うめ)の栽培面積ランキング/シェア

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最新ランキングと国内シェア

※「最新」の意味について:農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年(令和2年)の生産量については、2021年12月頃の更新になります。

日本の梅(うめ)生産量の割合グラフ2019年

・梅(うめ)生産量の日本一は和歌山県で、全国シェアは65.3%です(2019年)。

・生産量1位の和歌山県、2位の群馬県あわせて、国内生産量の約7割を生産しています。

順位都道府県生産量シェア(構成比)
全国88,100 (t)
1位和歌山57,500 (t)65.3%
2位群馬4,240 (t)4.8%
3位三重1,600 (t)1.8%
4位宮城1,370 (t)1.6%
5位神奈川1,310 (t)1.5%
6位奈良1,210 (t)1.4%
7位茨城1,160 (t)1.3%
7位長野1,160 (t)1.3%
9位山梨1,150 (t)1.3%
10位福井1,120 (t)1.3%
表:都道府県別の梅(うめ)生産量と全国シェア(2019年)
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。

1位:和歌山県(南高梅の生誕の地)

和歌山県の梅生産量についての詳細
和歌山順位数値全国シェア
生産量1位57,500 (t)65.3%
結果樹面積1位4,960 (ha)34.2%

・国産梅の生産量(収穫量)1位の産地、和歌山県の年間生産量は57,500 (t)で、全国シェアは65.3%です。

・結果樹面積は1位で、4,960 (ha)です。
⇒これは和歌山県全体の約1.050%を占める広さに相当し、「和歌山県の約95分の1は梅園」という計算になります。この「都道府県面積に対する梅結果樹面積の割合」は和歌山県が1位です。

・和歌山県の「みなべ町」は「南高梅」生誕の地であり、「紀州みなべの南高梅」は地域団体商標(地域ブランドのようなのも)としての登録もされています。

2位:群馬県

群馬県の梅生産量についての詳細
群馬順位数値全国シェア
生産量2位4,240 (t)4.8%
結果樹面積2位929 (ha)6.4%

・国産梅の生産量(収穫量)2位の産地、群馬県の年間生産量は4,240 (t)で、全国シェアは4.8%です。

・結果樹面積は2位で、929 (ha)です。
⇒これは群馬県全体の約0.146%を占める広さに相当し、「群馬県の約685分の1は梅園」という計算になります。

3位:三重県

三重県の梅生産量についての詳細
三重順位数値全国シェア
生産量3位1,600 (t)1.8%
結果樹面積17位242 (ha)1.7%

・国産梅の生産量(収穫量)3位の産地、群馬県の年間生産量は1,600 (t)で、全国シェアは1.8%です。

・結果樹面積は17位で、242 (ha)です。
⇒これは群馬県全体の約0.042%を占める広さに相当し、「三重県の約2386分の1は梅園」という計算になります。

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国内生産量の推移

日本の梅(うめ)生産量の推移グラフ2019年まで
年次全国和歌山群馬三重宮城神奈川その他
2002年112,60064,4008,21039,990
2003年88,30048,2008,17031,930
2004年113,60061,6008,3801,1901,5701,72039,140
2005年123,00069,3008,26045,440
2006年119,70067,1008,34044,260
2007年120,60069,6007,76043,240
2008年121,00070,1007,82043,080
2009年115,20071,5006,3401,7001,5902,12031,950
2010年92,40056,5005,66030,240
2011年106,90065,3006,6401,94033,020
2012年90,00055,0004,3101,93028,760
2013年123,70079,0005,5901,95037,160
2014年111,40071,4005,4001,8701,5101,84029,380
2015年97,90063,8005,3801,77026,950
2016年92,70060,3004,73027,670
2017年86,80053,5005,2301,6601,4401,32023,650
2018年112,40073,2005,7402,0901,5101,81028,050
2019年88,10057,5004,2401,6001,3701,31022,080
表:日本の梅(うめ)生産量の推移(単位:トン)

・日本の梅生産量は、おおむね横ばいで推移しているものの、年によるバラつきが大きい傾向があります。


【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。

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