日本のソラマメ生産量の概要

ソラマメ(そら豆)の生産量、日本一は鹿児島県です。
2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
※目次から任意の項目にジャンプすることもできます。
※なお、世界の生産量ランキングのページもあります。
関連ページ:【世界】ソラマメの産地・生産量ランキング
最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について:農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年(令和2年)の生産量については、2021年12月頃の更新になります。

・ソラマメ(そら豆)生産量の日本一は鹿児島県で、全国シェアは24.4%です(2019年)。
・生産量1位の鹿児島県、2位の千葉県、3位茨城県の3県あわせて、国内生産量の約46%を生産しています。
順位 | 都道府県 | 生産量 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
– | 全国 | 14,100 (t) | – |
1位 | 鹿児島 | 3,440 (t) | 24.4% |
2位 | 千葉 | 1,840 (t) | 13.0% |
3位 | 茨城 | 1,260 (t) | 8.9% |
4位 | 愛媛 | 903 (t) | 6.4% |
5位 | 長崎 | 504 (t) | 3.6% |
6位 | 新潟 | 491 (t) | 3.5% |
7位 | 宮城 | 477 (t) | 3.4% |
8位 | 熊本 | 388 (t) | 2.8% |
9位 | 鳥取 | 372 (t) | 2.6% |
10位 | 香川 | 365 (t) | 2.6% |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
1位:鹿児島県
鹿児島 | 順位 | 数値 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
生産量 | 1位 | 3,440 (t) | 24.4% |
作付面積 | 2位 | 257 (ha) | 14.4% |
・ソラマメの生産量(収穫量)1位の産地、鹿児島県の年間生産量は3,440 (t)で、全国シェアは24.4%です。
・作付面積は2位で、14.4%です。
⇒これは鹿児島県全体の約0.028%を占める広さに相当し、「鹿児島県の約3575分の1はソラマメ畑」という計算になります。
2位:千葉県
千葉 | 順位 | 数値 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
生産量 | 2位 | 1,840 (t) | 13.0% |
作付面積 | 1位 | 355 (ha) | 19.8% |
・ソラマメの生産量(収穫量)2位の産地、千葉県の年間生産量は1,840 (t)で、全国シェアは13.0%です。
・作付面積は1位で、355 (ha)です。
⇒これは千葉県全体の約0.069%を占める広さに相当し、「千葉県の約1453分の1はソラマメ畑」という計算になります。この「都道府県面積に対するソラマメ作付面積の割合」も千葉県が1位です。
3位:茨城県
茨城 | 順位 | 数値 | シェア(構成比) |
---|---|---|---|
生産量 | 3位 | 1,260 (t) | 8.9% |
作付面積 | 4位 | 124 (ha) | 6.9% |
・ソラマメの生産量(収穫量)3位の産地、茨城県の年間生産量は1,260 (t)で、全国シェアは8.9%です。
・作付面積は4位で、124 (ha)です。
⇒これは茨城県全体の約0.020%を占める広さに相当し、「茨城県の約4917分の1はソラマメ畑」という計算になります。
国内生産量の推移

年次 | 全国 | 鹿児島 | 千葉 | 茨城 | 愛媛 | 長崎 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2002年 | 21,200 | 7,180 | 3,080 | 2,090 | 2,030 | … | 6,820 |
2003年 | 20,500 | 7,220 | 3,130 | 1,880 | 1,790 | … | 6,480 |
2004年 | 23,300 | 6,930 | 3,060 | 1,670 | 1,770 | 900 | 8,970 |
2005年 | 23,000 | 6,360 | 3,300 | 1,940 | 1,740 | 791 | 8,869 |
2006年 | 20,300 | 5,550 | 2,990 | 1,760 | 1,500 | 646 | 7,854 |
2007年 | 21,500 | 5,590 | 2,940 | 1,810 | 1,690 | 809 | 8,661 |
2008年 | 21,100 | 5,570 | 2,820 | 1,660 | 1,610 | 857 | 8,583 |
2009年 | 19,600 | 5,170 | 2,800 | 1,640 | 1,490 | 840 | 7,660 |
2010年 | 19,600 | 5,410 | 2,630 | 1,740 | 1,320 | 838 | 7,662 |
2011年 | 18,600 | 5,410 | 2,610 | 1,610 | 1,170 | 820 | 6,980 |
2012年 | 17,100 | 4,990 | 2,570 | 1,520 | 970 | 572 | 6,478 |
2013年 | 18,000 | 5,320 | 2,610 | 1,710 | 1,130 | 675 | 6,555 |
2014年 | 17,800 | 5,100 | 2,810 | 1,490 | 1,260 | 686 | 6,454 |
2015年 | 16,800 | 4,890 | 2,660 | 1,560 | 1,080 | 557 | 6,053 |
2016年 | 14,700 | 2,590 | 2,700 | 1,890 | 873 | 448 | 6,199 |
2017年 | 15,500 | 3,790 | 2,340 | 1,740 | 784 | 490 | 6,356 |
2018年 | 14,500 | 3,150 | 2,610 | 1,710 | 797 | 354 | 5,879 |
2019年 | 14,100 | 3,440 | 1,840 | 1,260 | 903 | 504 | 6,153 |
・日本の生産量は、2004年以降、大きく減少傾向を示しています。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。