日本のクレソン生産量の概要

クレソンの生産量、日本一は山梨県です。
2位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
※目次から任意の項目にジャンプすることもできます。
最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について:農林水産省による調査は「偶数年のみ」で、かつ統計の確報が公表される時期は「年末から数えて、およそ1年半後~2年半後」です(主要な野菜に指定されていない地域特産野菜の場合)。そのため、2019年の調査はなく、2020年(令和2年)の生産量については2022年以降の更新になると思われます。

・クレソン生産量の日本一は山梨県で、全国シェアは38.0%です(2018年)。
・生産量1位の山梨県、2位の栃木県、3位沖縄県の3県あわせて、国内生産量の約80%を生産しています。
順位 | 都道府県 | 生産量 | 全国シェア | 主要産地名(市町村名) |
---|---|---|---|---|
– | 全国 | 765 (t) | – | – |
1位 | 山梨 | 291 (t) | 38.0% | 道志村、富士吉田市、甲府市 |
2位 | 栃木 | 270 (t) | 35.3% | 宇都宮市 |
3位 | 沖縄 | 53 (t) | 6.9% | 南城市、うるま市、本部町 |
4位 | 静岡 | 34 (t) | 4.4% | 磐田市、富士宮市、下田市 |
5位 | 大分 | 33 (t) | 4.3% | 日田市 |
6位 | 和歌山 | 24 (t) | 3.1% | 紀美野町、橋本市、かつらぎ町 |
7位 | 愛知 | 13 (t) | 1.7% | 愛西市、豊田市、蒲郡市 |
8位 | 大阪 | 7 (t) | 0.9% | 岸和田市、能勢町、茨木市 |
9位 | 茨城 | 5 (t) | 0.7% | 大子町 |
10位 | 千葉 | 3 (t) | 0.4% | 匝瑳市(49)、山武市(49)、白子町 |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
1位:山梨県
山梨 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 1位 | 291 (t) | 38.0% |
作付面積 | 1位 | 12.0 (ha) | 30.8% |
・国産クレソンの生産量(収穫量)1位の産地、山梨県の年間生産量は291 (t)で、全国シェアは38.0%です。
・作付面積は1位で、12.0 (ha)です。
・県内の主要産地は「道志村、富士吉田市、甲府市」等です。
2位:栃木県
栃木 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 2位 | 270 (t) | 35.3% |
作付面積 | 1位 | 12.0 (ha) | 30.8% |
・国産クレソンの生産量(収穫量)2位の産地、栃木県の年間生産量は270 (t)で、全国シェアは35.3%です。
・作付面積は山梨県と同じく1位で、12.0 (ha)です。
・県内の主要産地は「宇都宮市」等です。
3位:沖縄県
沖縄 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
---|---|---|---|
生産量 | 3位 | 53 (t) | 6.9% |
作付面積 | 5位 | 2.0 (ha) | 5.1% |
・国産クレソンの生産量(収穫量)3位の産地、沖縄県の年間生産量は53 (t)で、全国シェアは6.9%です。
・作付面積は5位で、2.0 (ha)です。
・県内の主要産地は「南城市、うるま市、本部町」等です。
国内生産量の推移

年次 | 全国 | 山梨 | 栃木 | 沖縄 | 静岡 | 大分 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2000年 | 487 | 237 | 6 | 147 | 4 | 59 | 34 |
2002年 | 1,308 | 533 | 330 | 89 | 26 | 60 | 270 |
2004年 | 1,333 | 530 | 330 | 88 | 23 | 62 | 300 |
2006年 | 1,185 | 420 | 330 | 73 | 23 | 52 | 287 |
2008年 | 721 | 406 | 29 | 92 | 3 | 45 | 147 |
2010年 | 675 | 406 | 1 | 83 | 7 | 42 | 136 |
2012年 | 952 | 403 | 270 | 81 | 8 | 41 | 149 |
2014年 | 809 | 284 | 275 | 93 | 8 | 32 | 117 |
2016年 | 748 | 275 | 270 | 78 | 5 | 33 | 87 |
2018年 | 765 | 291 | 270 | 53 | 34 | 33 | 84 |
・日本のクレソン生産量は、年ごとのバラつきが大きいものの、直近はやや減少傾向で推移しています。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等(個別に出典または引用表記のあるものを除く)は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO(国際連合食糧農業機関)によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。