日本の枝豆（えだまめ）生産量の概要
枝豆の生産量、日本一は群馬県です。
２位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
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最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について：農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年（令和2年）の生産量については、2021年12月頃の更新になります。
・未成熟のうちに収穫した大豆のことです。
・一般出来な緑色の枝豆のほか、茶豆や黒豆の枝豆も一部では作られています。
・枝豆生産量の日本一は群馬県で、全国シェアは9.4％です（2019年）。
・生産量１位の群馬県、２位の千葉県、３位山形県の３県あわせて、国内生産量の約28%を生産しています。
| 順位 | 都道府県 | 生産量 | シェア（構成比） |
|---|---|---|---|
| – | 全国 | 66,100 (t) | – |
| 1位 | 群馬 | 6,230 (t) | 9.4％ |
| 2位 | 千葉 | 6,120 (t) | 9.3％ |
| 3位 | 山形 | 6,020 (t) | 9.1％ |
| 4位 | 埼玉 | 5,720 (t) | 8.7％ |
| 5位 | 北海道 | 5,660 (t) | 8.6％ |
| 6位 | 秋田 | 5,580 (t) | 8.4％ |
| 7位 | 新潟 | 4,870 (t) | 7.4％ |
| 8位 | 神奈川 | 2,830 (t) | 4.3％ |
| 9位 | 兵庫 | 1,690 (t) | 2.6％ |
| 10位 | 岐阜 | 1,350 (t) | 2.0％ |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
１位：群馬県
| 群馬 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 1位 | 6,230 (t) | 9.4％ |
| 作付面積 | 5位 | 1,100 (ha) | 8.5％ |
・国産枝豆の生産量（収穫量）１位の産地、群馬県の年間生産量は6,230 (t)で、全国シェアは9.4％です。
・作付面積は５位で、1,100 (ha)です。
⇒これは群馬県全体の約0.173％を占める広さに相当し、「群馬県の約578分の1は枝豆畑」という計算になります。
２位：千葉県
| 千葉 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 2位 | 6,120 (t) | 9.3％ |
| 作付面積 | 6位 | 760 (ha) | 5.8％ |
・国産枝豆の生産量（収穫量）２位の産地、千葉県の年間生産量は6,120 (t)で、全国シェアは9.3％です。
・作付面積は６位で、760 (ha)です。
⇒これは千葉県全体の約0.147％を占める広さに相当し、「千葉県の約679分の1は枝豆畑」という計算になります。
３位：山形県（だだちゃ豆でも有名）
| 山形 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 3位 | 6,020 (t) | 9.1％ |
| 作付面積 | 2位 | 1,480 (ha) | 11.4％ |
・国産枝豆の生産量（収穫量）３位の産地、山形県の年間生産量は6,020 (t)で、全国シェアは9.1％です。
・作付面積は２位で、1,480 (ha)です。
⇒これは山形県全体の約0.159％を占める広さに相当し、「山形県の約630分の1は枝豆畑」という計算になります。
・山形県の枝豆といえば、外皮やうぶ毛がが褐色がかっているのが特徴の「だだちゃ豆」が有名です。鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から農家が大切に守り生産されてきた在来種で、現在でも鶴岡市の特産品となっています。
国内生産量の推移
| 年次 | 全国 | 群馬 | 千葉 | 山形 | 埼玉 | 北海道 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006年 | 71,000 | 5,170 | 8,750 | 6,810 | 5,560 | 3,650 | 41,060 |
| 2007年 | 71,300 | 5,240 | 9,160 | 6,500 | 5,780 | 3,110 | 41,510 |
| 2008年 | 74,200 | 5,140 | 8,740 | 7,320 | 5,840 | 4,560 | 42,600 |
| 2009年 | 72,500 | 5,250 | 8,370 | 6,520 | 6,080 | 5,560 | 40,720 |
| 2010年 | 70,600 | 5,360 | 7,530 | 6,160 | 6,210 | 6,550 | 38,790 |
| 2011年 | 66,100 | 5,140 | 7,720 | 5,050 | 5,630 | 5,550 | 37,010 |
| 2012年 | 70,000 | 5,220 | 7,830 | 6,660 | 5,860 | 5,060 | 39,370 |
| 2013年 | 62,700 | 5,060 | 7,280 | 4,470 | 5,550 | 5,090 | 35,250 |
| 2014年 | 67,000 | 5,110 | 7,470 | 6,280 | 5,560 | 5,010 | 37,570 |
| 2015年 | 65,900 | 4,880 | 7,180 | 5,980 | 5,510 | 5,530 | 36,820 |
| 2016年 | 66,000 | 6,330 | 6,690 | 5,960 | 5,610 | 5,200 | 36,210 |
| 2017年 | 67,700 | 6,550 | 6,090 | 5,820 | 5,840 | 7,560 | 35,840 |
| 2018年 | 63,800 | 6,420 | 5,830 | 5,540 | 5,870 | 6,020 | 34,120 |
| 2019年 | 66,100 | 6,230 | 6,120 | 6,020 | 5,720 | 5,660 | 36,350 |
・日本の枝豆生産量は、減少傾向で推移しています。
・ただし、全国シェア現１位の群馬県については、生産量が増加傾向にあります。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等（個別に出典または引用表記のあるものを除く）は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO（国際連合食糧農業機関）によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。