日本のゴボウ生産量の概要
ゴボウ（牛蒡）の生産量、日本一は青森県です。
２位以降の順位とシェア・推移についても、表とグラフで掲載しています。
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最新ランキングと国内シェア
※「最新」の意味について：農林水産省による主要な野菜・果物の統計の確報が公表されるのは「翌年の12月頃」です。そのため、2020年（令和2年）の生産量については、2021年12月頃の更新になります。
・ゴボウ（牛蒡）生産量の日本一は青森県で、全国シェアは37.6％です（2019年）。
・生産量１位の青森県、２位の茨城県、３位北海道の３道県あわせて、国内生産量の約57%を生産しています。
| 順位 | 都道府県 | 生産量 | シェア（構成比） |
|---|---|---|---|
| – | 全国 | 136,800 (t) | – |
| 1位 | 青森 | 51,400 (t) | 37.6％ |
| 2位 | 茨城 | 13,600 (t) | 9.9％ |
| 3位 | 北海道 | 12,400 (t) | 9.1％ |
| 4位 | 宮崎 | 10,700 (t) | 7.8％ |
| 5位 | 群馬 | 7,540 (t) | 5.5％ |
| 6位 | 千葉 | 7,500 (t) | 5.5％ |
| 7位 | 鹿児島 | 5,820 (t) | 4.3％ |
| 8位 | 栃木 | 4,690 (t) | 3.4％ |
| 9位 | 熊本 | 3,470 (t) | 2.5％ |
※都道府県名のクリックで、各都道府県の特産物一覧ページを開きます。
１位：青森県
| 青森 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 1位 | 51,400 (t) | 37.6％ |
| 作付面積 | 1位 | 2,360 (ha) | 31.3％ |
・国産ゴボウの生産量（収穫量）１位の産地、青森県の年間生産量は51,400 (t)で、全国シェアは37.6％です。
・作付面積は１位で、2,360 (ha)です。
⇒これは青森県全体の約0.245％を占める広さに相当し、「青森県の約409分の1はゴボウ畑」という計算になります。この「都道府県面積に対するゴボウ作付面積の割合」は青森県が１位です。
２位：茨城県
| 茨城 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 2位 | 13,600 (t) | 9.9％ |
| 作付面積 | 2位 | 793 (ha) | 10.5％ |
・国産ゴボウの生産量（収穫量）２位の産地、茨城県の年間生産量は13,600 (t)で、全国シェアは9.9％です。
・作付面積は２位で、793 (ha)です。
⇒これは茨城県全体の約0.130％を占める広さに相当し、「茨城県の約769分の1はゴボウ畑」という計算になります。
３位：北海道
| 北海道 | 順位 | 数値 | 全国シェア |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 3位 | 12,400 (t) | 9.1％ |
| 作付面積 | 3位 | 607 (ha) | 8.1％ |
・国産ゴボウの生産量（収穫量）３位の産地、北海道の年間生産量は12,400 (t)で、全国シェアは9.1％です。
・作付面積は３位で、607 (ha)です。 ⇒これは北海道全体の約0.007％を占める広さに相当し、「北海道の約13744分の1はゴボウ畑」という計算になります。
国内生産量の推移
| 年次 | 全国 | 青森 | 茨城 | 北海道 | 宮崎 | 群馬 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006年 | 159,300 | 40,900 | 24,700 | 16,500 | 9,820 | 9,270 | 58,110 |
| 2007年 | 163,100 | 42,000 | 24,200 | 16,900 | 11,700 | 9,820 | 58,480 |
| 2008年 | 167,200 | 48,600 | 22,700 | 16,400 | 11,300 | 8,520 | 59,680 |
| 2009年 | 173,400 | 53,400 | 21,900 | 17,200 | 12,000 | 8,470 | 60,430 |
| 2010年 | 161,100 | 52,700 | 20,000 | 17,600 | 10,000 | 8,650 | 52,150 |
| 2011年 | 161,800 | 50,100 | 23,200 | 18,800 | 9,830 | 8,330 | 51,540 |
| 2012年 | 167,500 | 55,900 | 23,300 | 18,300 | 10,500 | 8,050 | 51,450 |
| 2013年 | 157,600 | 51,400 | 22,900 | 17,700 | 11,000 | 8,150 | 46,450 |
| 2014年 | 155,100 | 54,100 | 18,500 | 17,000 | 11,300 | 8,350 | 45,850 |
| 2015年 | 152,600 | 52,900 | 18,500 | 16,100 | 11,200 | 8,710 | 45,190 |
| 2016年 | 137,600 | 48,700 | 15,200 | 12,300 | 9,750 | 8,060 | 43,590 |
| 2017年 | 142,100 | 50,100 | 15,100 | 16,200 | 9,900 | 8,140 | 42,660 |
| 2018年 | 135,300 | 49,600 | 14,300 | 13,500 | 8,450 | 7,550 | 41,900 |
| 2019年 | 136,800 | 51,400 | 13,600 | 12,400 | 10,700 | 7,540 | 41,160 |
・日本のゴボウ生産量は、減少傾向で推移しています。
・ただし、全国シェア１位の青森県については、生産量が増加傾向にあります。
【参考資料について】
ランキング表やグラフ等（個別に出典または引用表記のあるものを除く）は、農林水産省・水産庁・総務省またはFAO（国際連合食糧農業機関）によるデータを再編集または一部加工し、食品データ館が作成したものです。